食道癌

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12. 退院後の不定愁訴

昨年6月上旬、術後補助抗癌剤を1クール終えた彼女は退院後1週間すると突然、呼吸困難と胸痛を訴え、順天堂に緊急入院したことは前回書いた通りだが、その時1週間入院し様々な検査を受けたにもかかわらず、結局、突然の発作の原因がわからなかったことが私...
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11. 術後補助抗癌剤治療

退院後2週間ほど経った昨年の4月上旬、彼女は担当医の外来診察と採血・胸部レントゲン検査を受けた。 術後の病理検査の結果は44個採取したリンパ節の内、1個転移があったと言われたので予後はかなり期待できるのではと内心思ったが、根治的CRT(ケ...
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10. 食道癌闘病記

前にブログをアップしてから随分日にちが経ってしまった。 さて、 私のブログの「癌関連リンク」では食道癌闘病記を書いておられる方々のサイトにリンクさせていただいているが、これらのサイトは彼女の食道癌が発覚した一昨年9月からネットを通じて知り...
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9. 第3ラウンド – 手術

彼女は、2007年2月20日過ぎに四谷の胃腸病院を退院して、その足で順天堂医院に入院した。 部屋は食道胃外科のベッドが空くまでとりあえず7F小児科/形成外科病棟になる。すぐに、栄養点滴と各種検査が開始された。気分が悪く、倦怠感があるので痛...
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8. 不安~希望の第2ラウンド

順天堂大学附属順天堂医院には、がんセンター同様全国から多くの患者が紹介状を手に集まるが、とりわけ食道・胃外科は近年食道癌の手術件数ががんセンターと例年全国でトップを争うほどの実績がネットや雑誌で報じられている。 従って、入院が決まってもベ...
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7. 追記: 国立がんセンター東病院

前回まで国立がんセンター東病院での彼女の治療経過を述べてきた。 放射線化学療法(通称ケモラジ、CRT)がうまくいかずその後のサルベージ(救済)手術も直前に不適応となったため、藁をもつかむ思いで順天堂医院に駆け込んだこともあり、本ブログ上...
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6. 手術不能宣告~国立がんセンター東病院との別れ

2007年1月、放射線化学療法から紆余曲折を経て救済(サルベージ)手術を受けることになった彼女は術前のCT検査の3日後、執刀外科医からその1週間後の手術日を通知された。 サルベージ手術とは、放射線化学療法に失敗した患者が受ける手術の呼称で...
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5. 手術への決意

食道癌の手術が、 「右開胸開腹食道全摘胸骨後胃管再建3領域郭清術」 という名の大手術であるらしいことは前にも書いたようにネットで調べた限りでもわかっていた。 だからこそ手術を回避し放射線化学療法を選択したわけだが、これが期待した効果なく残さ...
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4. 放射線化学療法 – 通称「ケモラジ」又は「CRT」

2006年10月下旬に「国立がんセンター東病院」に入院した彼女の「放射線化学療法」は5日後から開始された。 2種類の抗癌剤(5-FU+シスプラチン)と放射線を併用し6週間継続して行う治療法である。 内容(投与量は標準治療に準ずる...
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3. インフォームドコンセント

「右開胸開腹食道全摘胸骨後胃管再建3領域郭清術」 という大手術であることを充分予想させてくれる術名で呼ばれる食道癌の手術。 患者の気持ちは、どんな手術でも嫌なものだけど胃癌と食道癌の手術内容を比べると聞いただけでも学校で言えば小学校と大...
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